Somtum Khunkan (Sukhumvit 101/1) ~ kokoguide

Somtum Khunkan (Sukhumvit 101/1)

ミシュラン掲載の、コンテスト優勝のソムタムが楽しめる「ソムタム・クンガン（Somtum khunkan）」

「ソムタム・クンガン（Somtum khunkan）」はミシュラン・ガイドに7年連続で掲載されている、イサーン料理（タイ東北部料理）、タイ料理、中華、海鮮が楽しめるレストランです。創業から15年が経っていますが、実際には30年の経験があります。以前はムアントンタニーにて小さな店で営業していました。1999年にソムタムのコンテストで優勝して有名になり、同時にスクムビット通りソイ101/1にあるソイ・ワチラタマサーティット23に「ソムタム・クンガン」として進出しました。

ガラスに囲まれて落ち着ける内装と景色が楽しめるエアコン付きの店内席と、庭の自然な雰囲気を楽しめる巨木の陰で料理を楽しめるオープンエアの席があり、毎週金土日はバンドが入って生演奏も聴ける空間にもなっています。それから、ドライブスルーのサービスも。あらかじめ電話で注文していただき、店に取りに来れば、車から降りずに料理を受け取れるというシステムです。「ソムタム・クンガン」のメニューはどれも優れた材料を使用しています。オーナーがタイ全土を巡って情報収集し、すべての材料はオーナー自らが有名産地で直接選び抜いたものばかり。そんな「ソムタム・クンガン」のおすすめメニューを見ていきましょう。

「ソムタム・マプラーウオーン」は注目するべきメニューでしょう。アムパワ産のココナッツの実を使ったソムタムで、肉厚で不思議な食感。一般的なソムタムには落花生ですがここではカシューナッツを入れているので、ほかでは味わえない逸品に仕上がっています。

『アボカド・ソムタム』も「ソムタム・クンガン」おすすめの一品といえます。仕入れ状況により提供できない日もあるので、確実に食べたいなら事前に電話確認をするべきでしょう。適度に熟したアボカドを厳選し、カシューナッツ、アーモンド、ライチ、トマトなどと共にソムタムのタレで和えることで、酸味が先に、甘味があとに広がる味わいになります。もっちりとした食感とカリッとした歯ごたえ、さらにライチの香りが加わった味わいは健康志向の女性にぴったりのメニューといえるでしょう。

「ソムタム・タイ」はソムタムの中でもっともスタンダードなソムタム・タイですが、店名を冠しているくらいですので、味は他店とは違います。特に青パパイヤはいいものを選びます。かためで食感がよく、変に柔らかいものは使用しません。使う材料は一般的なソムタム・タイを同じですが、どこか特別感があるのがこの店のソムタムの特徴でしょう。「ソムタム・マプラーウオーン」は注目するべきメニューでしょう。アムパワ産のココナッツの実を使ったソムタムで、肉厚で不思議な食感。一般的なソムタムには落花生ですがここではカシューナッツを入れているので、ほかでは味わえない逸品に仕上がっています。

「コームーヤーン・オップナムプン」はトントロのハチミツ蒸しです。ベタグロ社が育てたブタの首回りの肉は程よく脂が乗っていて食べやすく、これにタイ・ハーブを擦り込んでハチミツを塗って焼いています。脂もちょうどよく落ち、食べやすい大きさに切れば完成です。タレにはタマリンドソースをベースにしているので、香りだけでなく甘酸っぱさも特徴で、トントロにピッタリです。

「ヤム・グンフー」はわりと珍しい料理で、エビ肉をほぐして揚げたもののヤム（和えもの、あるいはサラダ）になります。この店では10匹で1キロくらいの大きなサイズのエビを使い、その肉を細かく切り、粉を振って揚げています。高温で揚げることで油っこさが消え、サクサクとした食感に。和える際に使用する調味料はオリジナルで、さらにカシューナッツ、マンゴーの実、エシャロット、トウガラシ、パクチーなども加え、甘酸っぱい味わいに仕上げています。

「ガイヤーン・ナングロープ」はこの店に来た人はみな注文する人気メニュー。鶏肉はタイ・ハーブと多数の調味料に漬け、味が落ち着いたところで焼き上げます。すると肉は柔らかく仕上がり、メニュー名の通りに皮はカリッとなるのです。タレは煎り米の粉やライムなどをベースにしたもので、もち米や白米と食べてもおいしいでしょう。

『エビさつま揚げ』もぜひお試しいただきたいメニューです。大きめのトートマン（さつま揚げ）の中にはぶつ切りエビと味つけした豚ひき肉が合わせてあり、細かいパン粉をまぶして揚げられています。油っこくなく仕上がっている上、梅風味の甘いソースをつけるとまろやかさも加わります。

「カオニャオ・マムアン」はタイを代表する伝統的デザートで、「ソムタム・クンガン」のものはバンコクで一番と言える自信作でもあります。チェンライ産の完熟マンゴーを用いており、さらに米粒が残っているもち米には濃いココナツミルクがふんだんにかかっていました。暑い季節のデザートとしては最高の逸品です。

『バナナケーキ』は、他店のもので満足できなかった人には特におすすめしたい自信作。なめらかで柔らかいのに噛むともっちりした食感で、香ばしく甘い味わいにコクもあります。ココナッツも使用していますが、これはオーガニック栽培のもの。熟しすぎず若すぎない絶妙な状態のココナッツを選んでいるので、ケーキとの相性も抜群です。

『ジェード・サゴ』は100年以上も受け継がれてきた伝統レシピのスイーツです。昔ながらのタピオカをココナッツミルクで約4時間もかけて煮込み、なめらかで透明感のある粒に仕上げています。食べるともっちりとした食感が楽しめ、表面を被う削ったココナッツがさらにコクを深めます。

『カノムクロック』）もまたぜひ試すべき逸品です。粉と砂糖、塩、その日に搾った新鮮なココナッツミルクを混ぜ合わせ生地にし、外はカリッ、中はふんわりなめらかに焼いています。口に入れると上品な甘さが広がり、一度食べるとやみつきになるでしょう。毎日食べたくなる味わいです。

『マンゴー・シェイク』は甘くて冷たいさわやかドリンクです。新鮮なマンゴーを使用し、なめらかで甘く、香りも高い仕上がりになっています。

『ココナッツ・シェイク』では香り高いアンパワー産ココナッツを使用。果肉（胚乳）も入っていて、甘くまろやかな味わいは暑さを和らげてくれるでしょう。
ほかにも「ソムタム・クンガン」にはたくさんのメニューがあります。ドリンクも各種あり、もちろんアルコール類も楽しめます。もし店に足を運ぶ時間がなければ、アプリからデリバリーの注文も可能です。便利なのはRobinhood、Grab Food、Food Panda。あるいはLINEからも注文できます。アプリがスマホに入っていない方は店に直接電話でも大丈夫です。それからパーティーやセミナーの開催も店内で可能になっています。駐車場も広く完備しているので安心。興味のある方はぜひ店に相談してみてください。