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 東南アジアでも指折りのすべてが最上級な江戸前寿司なら「鮨　いちづ」おまかせ寿司でプレミアム級のお店がここ「鮨　いちづ」です。スクムビット通りソイ39からペッブリー通りに抜けるところにある『Degree Square』内にあります。オーナーは予約のなかなか取れない有名な江戸前おまかせが好きで、自分で開いてしまったという店です。

江戸前寿司はもともと冷蔵庫のなかった時代に発展した料理で、素材の味を活かすための仕事を材料に施し、かつ材料そのものの鮮度も大切にしています。そのため、「鮨　いちづ」でも素材を重要視して、日本から本物だけを仕入れているのです。しかも、それは食材に限らず食器類もすべて日本からというこだわりも。

現在の料理長は、ミシュラン東京版にて2つ星を獲得している名店「日本橋蠣殻町すぎた」の副料理長だった人物です。「鮨　いちづ」もまたOAD（Opinionated About Dining’s）で2019年にアジアの100名店の26番目に優れたレストランとして選ばれて以来、4年連続で選出されています

それでは、そんな「鮨　いちづ」のおすすめのメニューをみていきましょう。まずはウェルカム・ドリンクのゆずソーダから。一皿めが来る前にまず一度感動してしまう。そんな味です。

まずは「あん肝」です。もちろん日本近海で獲れたアンコウの大ぶりな肝を使用。丁寧に汚れを取り除き、3～4時間も血と臭みを落とすために流水で洗います。それから、オリジナルレシピのタレで煮つけ、最後にワサビを載せて完成です。肝とワサビを同時に食べるとより味が深まり、口の中であん肝が溶けていくのを感じます。

「白子ポン酢」も好評です。フグの大きい白子をゆずと共に煮ています。口に入れると本来は日本でしか味わえない濃厚な白子の味を感じることができるでしょう。ポン酢の酸味もほんのりしていて、この爽やかさがたまりません。

「アワビ」は肝醤油と酢飯が絶妙な逸品です。この店ではアワビを酒で6時間も蒸し、驚くほどに柔らかく仕上げています。このアワビを酢飯に載せ、同じアワビから取った肝を醤油に合わせるという高等技術を使ってみなさんに供します。

「大トロ炙り」のマグロは、なんと超有名マグロ専門卸の『やま幸』から仕入れているので、実質的に世界トップクラスのもの。マグロが世界一なら、それに合わせる米も酢もトップクラスを選ぶ必要はいうまでもありません。しかも、このマグロはシェフの管理下で1週間も熟成させているので、身肉はやわらかさと香りが違います。炙りもちゃんと炭火を使用。その身の脂の乗り方で火加減を変える、シェフの腕を垣間見ることができます。